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不妊症 周期療法と漢方薬

周期療法タイトル
不妊,漢方

漢方と西洋医学の結合
『周期療法』!!

不妊症の周期療法は、月経周期と体質に合わせた漢方をもちいて、月経周期を整え妊娠しやすい身体に整えていく方法です。
ホルモン療法・人工授精・体外受精・顕微授精など、西洋医学の治療においても身体の状態が整っているのとそうでないのでは、妊娠する確率が変わってきます。
不妊治療以外でも月経不順や月経痛、PMS、美容、健康維持など幅広く用いられています。

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白ロゴ周期療法で体質を改善

漢方医学では、他の生理・生命現象と同様に、妊娠が成立するために体内で働いている組織全体の本来の機能をあくまでも尊重しています。 漢方薬により、組織の活動や休養の仕組みを助け、いろいろな機能の障害や負担になる不要なものを取り除き、狂ったリズムを正常にすることを通じて、自然な妊娠を整えることが漢方の不妊周期療法の基本です。 初潮から閉経まで毎月繰り返される女性の生理周期は、妊娠を準備する基礎的なプロセスで、月経期、卵胞期、排卵期、黄体期という異なる役割をもつ4期で構成されています。 漢方では妊娠の条件を整えるために、各期の役割を整える為に、各期の役割を十分に果たす助けになるように、期間ごとに薬や養生法を変え、適合させることが必要です。この考え方に基づいて開発されたのが、不妊症周期療法です。 それぞれの期間ごとの生理的な特質と用いる漢方薬など、近年さらに学問的な議論と臨床上の研究が深められ、高い効果が期待できる療法として確立されています。

白ロゴ月経周期表

月経周期表

白ロゴ ①月経期:理気薬と活血薬で赤ちゃんの宿るお部屋を(子宮)を大掃除!

◆ 排出をスムーズに完全に

月経期(周期の始めの3日~1週間)の役割は子宮内膜を再生する前段階として、主要な粘膜層の全部をはがし、溶かして月経血として、主要な 粘膜層の全部をはがし、溶かして月経血として体外に排出することです。このように組織を一度に全部作り直す仕組みを持つ臓器は他にはありません。卵巣から毎月1個ずつ出される新しい卵子を、いつも新しい清浄な 着床環境に迎えられるように、粘膜層の完全な作り直しを繰り返しています。この時期には血行を促進する生薬の丹参(たんじん)、川きゅう(せんきゅう)、紅花(こうか)等を含んだ処方の活血薬を用いて、子宮内膜を徹底的に清浄します。これには、前の周期で役目を終えたホルモンなどの残留による無用な増殖を防ぎ、子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣嚢腫・卵管周囲癒着などの器質的 な障害を予防および治療する意味もあります。さらに、香附子(こうぶし)、木香(もっこう)等の理気薬(りきやく)を同時に服用することで、月経血を排出する子宮の筋肉や血管の運動のリズムを改善し、無理なくスムーズに子宮内を清浄し、また月経痛を和らげます。

【月経期のまとめ】

月経期まとめ●仕組み:月経排出 卵胞が選ばれ、排卵に向けて育つ
●周期療法:活血(かっけつ)+理気(りき)
●漢方薬:
婦宝当帰膠B(ふほうとうきこう)+冠元顆粒(かんげんかりゅう)
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
・逍遥丸(しょうようがん)など
(処方は参考です。周期療法を始める方は先に漢方相談をお受け下さい。)

白ロゴ ②低温期(卵胞期):補血と滋陰でお部屋に赤ちゃんの卵を育てる丈夫なベッドづくり!

◆ 栄養供給量を増やして

卵胞期(月経期後の約一週間~10日間)の役割は子宮内膜の新しい粘膜層を再生・増殖させ、卵巣内では1個の卵胞を成熟させることです。月経期に止められていた粘膜層への血液の供給を再開し、発育中の卵胞から分泌される卵胞ホルモンの作用により、栄養素を細胞・組織の構成の材料として組み込んでいく働きを進めています。
この時期は当帰(とうき)、芍薬(しゃくやく)などを含んだ補血薬(ほけつやく)と山薬(さんやく)、熟地黄(じゅくじおう)などの陰を補う滋陰薬を用いることによって月経期で失われた血液の回復を促進し、末梢の血流量を増やして、子宮と卵巣への栄養素やホルモンの供給不足を防ぎます。また無用な子宮の収縮や出血が起こらぬように安定させる働きもあるので、補血薬と滋陰薬の組み合わせは子宮内膜の回復と卵胞の成熟を助けるため、トータルに役立ちます。

【低温期(卵胞期)のまとめ】

月経期まとめ●仕組み:出血は止まり、子宮内膜修復
●周期療法:補血(ほけつ)+滋陰(じいん)
●漢方薬:
【補血薬】・婦宝当帰膠B(ふほうとうきこう)など
【補腎薬】・杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)など
(処方は参考です。周期療法を始める方は先に漢方相談をお受け下さい。)

白ロゴ ③排卵期:活血薬+理気薬で赤ちゃんの卵を迎え、すばやくお部屋をウォームアップ!

◆ 排卵を促し、高温期に移行をすみやかに

排卵期(周期の中間部の数日間)の役割は卵巣内の成熟卵胞から卵子を排卵し、黄体を作り、低温期(卵胞期)から高温期(黄体期)へ移行させることです。血中の卵胞ホルモン濃度の増加から、卵胞の成熟を知った脳はホルモンにより血液を通じて卵巣に命令を伝え、排卵をうながして成熟卵胞を黄体に変えます。その黄体からホルモンが分泌されて血流で全身に運ばれ、高温期へと移行します。この排卵期には再び活血薬と理気薬を用いて、ホルモン分泌の連携を良くし、確実に、かつ速やかに排卵、黄体化へとつなげます。

【排卵期のまとめ】

排卵期まとめ●仕組み:排卵
●周期療法:活血(かっけつ)+理気(りき)
●漢方薬:
婦宝当帰膠B(ふほうとうきこう)+冠元顆粒(かんげんかりゅう)
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
・逍遥丸(しょうようがん)など
(処方は参考です。周期療法を始める方は先に漢方相談をお受け下さい。)

白ロゴ ④高温期(黄体期):補陽薬でお部屋いっぱいのミルクをためてベットをやわらかに!

◆ 受精卵を着床させよう

高温期(周期後半の約2週間)の役割は子宮内膜に再生された分泌腺の働きにより、栄養素に富んだ分泌液(子宮ミルク)を蓄え、受精卵を着床・養育できる態勢を整えることです。
黄体ホルモンの作用により、子宮内膜への血液の供給を加速し、体内に蓄えられていた栄養素を分解し、エネルギー代謝を高め、基礎体温を月経期・卵胞期より0.3~0.5℃高く維持します。

【高温期(黄体期)のまとめ】

高温期まとめ●仕組み:子宮内膜は黄体ホルモンの作用によって、
受精卵の着床準備末期に黄体が萎縮し、内膜がはがれ落ちはじめる
●周期療法:補陽(ほよう)
●漢方薬:
婦宝当帰膠B(ふほうとうきこう)+参茸補血丸(さんじょうほけつがん)
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
・至宝三鞭丸(しほうさんべんがん)など
(処方は参考です。周期療法を始める方は先に漢方相談をお受け下さい。)

白ロゴ周期療法は女性生理を大事にする気持ちから

◆ 西洋医学の療法とも併用できる

漢方の不妊周期療法は、女性の体の中で働いている生理の仕組みを大切にする気持ちがあれば、すぐに納得できる考え方ではないでしょうか?
妊娠の条件を整える為に、もっとも優先すべきことの研究と応用によって多種多様の漢方薬から選び抜かれたものだけを使用します。この周期療法は不妊症の治療だけでなく、婦人科疾患の有力な治療法としても普及しています。
西洋医学の現場では周期療法に相当する治療はもちろん、女性本来の機能を尊重して妊娠の条件を整えるという発想がありません。ただし最近になって少しずつ理解されはじめ、まだ多くはないですが、西洋医学のホルモン療法や人工授精・体外受精と周期療法の併用も行われてるようになってきています。
一日も早くお母さんになりたいと願う女性が、周期療法等の漢方治療の役割をしっかりと理解し、積極的に取り組まれることで、必ず「妊娠・出産」につながると私たちは確信しています。

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