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男性専科

男性専科とは

中医学の歴史は「秦の始皇帝」が“不老不死”の薬を求めたことから始まっているとも言われています。
“不老不死”「いつまでも若く元気でいたい」という願望と、時の王たちは壮健な肉体と明晰な頭脳、また優秀な子孫をたくさん残すこと(房中術)が求められました。
そして、それらを叶えることを目的に様々な漢方処方が研究され発展してきたのです。

長い歴史を持つ経験医学である中医学と、現代医学の知識を融合し、“若さ”だけではなく「なりたい自分」作りのお手伝いをしていきます。
なかなか人には相談しにくいことや、悩みではないけれど、もっとパフォーマンスを上げていきたい、親からの遺伝的な要素を考慮して予防していきたいなど。なんでもご相談ください。

私は全く別の分野から、30歳を前にしてこの世界に飛び込みましたが、それからずっと飲み続けている漢方薬が数種類あります。当時、何か不調があったわけではありません。「将来に向けての投資だと思いなさい」と、ある先輩に言われたからです。

最近、還暦を迎えましたが、先輩の言葉は嘘ではなかったと思っています。そしてこれからも未来の自分へ投資していくつもりです。

もちろんそれは何歳からでも遅くはありません。ぜひご一緒に始めてみませんか。

東西薬局代表 猪越英明


男性専科のための「中医学基礎知識」

  • 「五臓六腑」とは(主に五臓について)

「五臓六腑に酒が染み渡る」と言います(今ではあまり聞きませんが)。この五臓とは、現代医学の臓器そのものではありません。
中医学でいう「五臓」は、生命活動を担っている「5つのシステム」と考えています。
(中国古代哲学である五行説:世の中のものや事象を5つに分類して整理する考え、が元になっています)

それぞれの働きをおおまかに説明すると、

肝:自律神経系や血流の調節など
心:①心臓のポンプの役割 ②精神活動と支える(眠りと関係が深い)
脾:胃腸の働き
肺:呼吸器系の働き
腎:生殖器系、免疫系、骨代謝、水分代謝などを担い、「成長と老化」を支える

  • 「気・血・津液(水)」とは
    「気」はエネルギーのこと。体や内臓を動かし温める働きがあります。
    「血」主に血液のこと。全身に栄養を与え潤す働きがあります。
    「津液」体に必要な水分、主に体液のこと。全身に潤いを与え、関節の動きをスムーズにします。
  • 「陰」と「陽」・・・陰陽説 
    世の中の全てのものや事象を「陰=潤す、さます性質、抑制的」と「陽=温める性質、活動的」の二つの要素に分類するという考え方。

    例えば
    「陰」=「血・津液」 夜 女性
    「陽」=「気」 日中 男性 

  • 「虚」と「実」とは
    「虚」とは不足していること
    「実」とは余分であったり、流れが停滞していること

*体調不良や病気は、「気・血・津液」の不足や、余分になっていたり流れが悪くなっていることが原因と考えます。そのバランスの乱れを見つけて調整し、体調を元に戻していきます。
不足しているものを補うことを「補」。余分なものを除き、流れを改善することを「瀉」といいます。
 今の自分の中で「気・血・津液」バランスがどうなっているのかをしっかりと見極め「取捨選択」していくことで心身ともに整ってきます。

―漢方(中医学)でできること―

  • 若さを保つための基本原則  〜「活血と補腎」〜
    「活血」とは:「血」の流れをよくすること。漢方薬は特に毛細血管の血流改善したり、血管自体を柔らかくすること(動脈硬化の予防)を得意としています。
    「補腎」とは:生殖機能や新陳代謝を主る「腎」の働きを保つこと。スローエイジングの中心となります。

     「活血と補腎」は中医学の柱です。   

そして、「活血」のための活血薬や「補腎」のための補腎薬には病院で出せる(処方箋による漢方薬)以外に、「鹿茸:鹿の幼角」「亀板膠:亀の甲羅」「牛黄:牛の胆石」)など、たくさんの動物性生薬があります。

最も大事なことは、その方の目指す方向性と、その方の今の状態と元々の体質に合ったものを選ぶことです。

また、季節によっても使う薬が変わります。1ヶ月おき、または季節ごと(3ヶ月くらいの周期)に内容の見直しをしていくこともあります。


・髪のこと

  • 「髪」は「腎の華」
    髪は、「腎」の状態があらわれている=「腎」が弱っていると髪のトラブルとなる
    補腎薬の一例鹿茸 海馬 亀板 スッポン 霊芝  
      
  • 「髪」は「血余」
    髪は血の余りものである=血液の栄養状態と流れが 髪に反映される

補血と活血
血虚 血液の栄養不足 :偏食 肥満や痩せすぎ 
瘀血 血液の流れが停滞:肩こり、頭痛、めまい、高血圧、脂質代謝異常糖尿病、 心臓や脳血管障害、腎臓病、タバコ
それ以外にも、目を酷使、睡眠不足、ストレス、過度の飲酒など    

補血薬、活血薬の一例
当帰製剤  丹参製剤  

・生殖能力に関すること

男性不妊・・・精子数・運動率の問題、インポテンツ、射精障害など

主な対策「補腎 活血 疏肝 補脾」
「補腎」 生殖能力を支える源である腎を強化することが中心
 特に腎精(生命エネルギーの根源)を補う動物生薬(鹿茸、海馬、亀板、スッポンなど)が有効
「活血」 特に男性不妊の原因で増えている精索静脈瘤、インポテンツ(勃起不全)、射精障害に有効
「疏肝(そかん)」 ストレス社会において自律神経系を支える肝がダメージを受け、生殖の能力に影響するケースが多い。
「補脾」 脾(胃腸)の役割は飲食物から「気」を作ること。脾の働きが低下して「気」が作られないと、気力が低下する、疲れやすい、さらに精子の運動率などにも影響する。

・前立腺肥大

主な対策「補腎 活血」
「補腎」 生殖器の機能を守るのは腎の役目
特に蓄尿障害である頻尿、夜間頻尿の対策に重要
「活血」 血行を良くすることで尿が出にくいなど排尿障害の改善につながる
*本来は、補腎+活血で予防することが大切

・尿もれ、頻尿

主な対策「補腎(補腎陽) 活血」
「補腎」 加齢と共に腎の温める力が低下すると、頻尿気味になる
鹿茸、海馬などの補腎陽薬が有効
「活血」 前立腺肥大の対策及び筋力の低下によって起こる尿もれの対策

・お肌に関すること(しわ しみ たるみ 乾燥肌)*これら肌トラブルは老けてみられる要因

主な対策「活血 補脾 補陰」
「活血」 肌のターンオーバーを活性化することで老廃物の排泄を促す
「補脾」 脾(胃腸)が弱いと筋肉の引き締める働きも低下し、たるむようになる
「補陰」 シワや乾燥肌の対策は、からだの中から潤いを保つこと。補腎陰が大切
 亀板 すっぽんなどが有効

・体力の低下

 主な対策「補気(補脾) 補腎」
「補気(補脾)」 元気を補うためにはまず脾(胃腸)から
「補腎」 根本的に体を動かすエネルギーの源は腎に蓄えられる

・集中力など、脳疲労に関して

 主な対策「補腎 活血」 
「補腎」 腎は脳の働きも支えている 記憶を司る海馬などを守る
「活血」 脳内の血流を改善し、老廃物を取り除くことで脳疲労を改善する
*寝る頃になっても脳の活動が静まらない、切り替えがうまくできないときに・・・
羚羊角(ウシ科サイガレイヨウの角)脳内の熱をクールダウンする

・睡眠

「補腎」 睡眠を促す「メラトニン」の分泌が年齢とともに減少する
ホルモン分泌を支えるのは腎の役目
「補心」 心には2つの役割がある①心臓のポンプの役割 ②精神の安定とくに眠りの質を支える 
年齢と共に脳を休める深い眠り(ノンレム睡眠)の時間が減少し、中途覚醒や早朝覚醒が増える
「疏肝」 ストレスなどにより自律神経系が乱れ眠りの質が悪くなる。季節の変わり目、気温や気圧の変化もストレスの一つ
*質の良い眠りを促す生薬・・・琥珀、真珠、牡蠣(牡蠣の貝殻)など

・腰痛、膝の痛みなど

「補腎」 「腎は骨を司る」・・・足腰。関節を守るのも腎の役目
「活血」 「通じざれば即ち痛む」・・・血の流れが滞ると痛みとなる

・冷え性(男性でも冷えがある人が増えています、特に足首から冷える人)

「補腎陽」 腎は体や内臓を温める中心。鹿茸、海馬を中心に冷えが辛い場合は+桂枝、附子など 
「活血」 毛細血管で全身に血液を巡らせることで、末端冷え症の対策に

・イライラ、落ち込みなどメンタルについて 

「疏肝」 自律神経系を調整する肝をサポートして、ストレス適応能力を高める
「養肝」 肝に血がたっぷりとあることが基本 消耗を防ぐことも大切
肝の血を補う生薬 芍薬 当帰 + 牡蠣製剤
肝の血の消耗させるのは・・・目の酷使と睡眠不足 

・男性更年期

「補腎」 男性更年期といわれる症状は主に男性ホルモン(テストステロン)などの減少によるものと考えられる。
補腎薬は男性ホルモンそのものではないが、抑うつなどの症状にも対応する
「活血」 血流を良くすることで老廃物の排泄、脳内伝達物質などの働きを促し、倦怠感の改善やメンタル安定につながる。
「疏肝」 定年などの生活環境の変化、ホルモンバランスの乱れもストレスとなる。
ストレスに適応する力をつけることも大切

・お酒に関すること 飲む機会が多い方へ

肝臓保護作用・・・マンシュウ胡桃(中国では肝機能障害の医薬品に使われる) 
田七人参 牡蠣製剤など

詳しい内容は、薬局またはzoom相談などでお伝えいたします。
  相談料・初回のみ5000円(漢方薬などの購入が無い場合のみ)

相談の流れ

問診:自覚症状などの確認、舌診などその他の情報収集
その後に、体質などの説明と漢方薬等のご提案30〜45分くらい
スタッフより、食事など生活養生についての提案 30〜45分くらい

料金の目安

プラン内容月額料金(目安)
ベーシック プラン活血と補腎の基礎作り約25,000円〜
パーソナル活血と補腎+症状への対策約40,000円〜
パーソナルプラスより高いパフォーマンスを求める方に約60,000円〜

*3〜6か月で体調などの改善が見られれば、服用回数・服用量を調節していきます。


相談予約をご希望の方は吉祥寺東西薬局にお問い合せください。
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