陰虚タイプの特徴
陰虚タイプは、全身の潤いが不足していることが特徴の体質です。潤い不足のため、乾燥したり、身体が熱っぽくなる状態です。
陰虚タイプで起こりやすい症状
- めまい、かすみ目
- 頬が赤くなりやすい
- のどが渇く
- 空咳がでる
- 手のひら、足の裏が熱い
- 寝汗
- 尿が濃く少ない
月経・かかりやすい疾患
月経の状態
- 経血の量が少ない、色が濃い
- 月経期間が短い
- 月経が遅れやすい(低温期が長い)
- おりものが少ない、又はほとんどない
- 基礎体温が全体的に高め
起こりやすい疾患・症状
- 不妊症
- 多嚢胞性卵巣症候群
- 子宮内膜症
- 更年期障害(ほてり)
- 不眠(眠りが浅い、中途覚醒)
- 貧血
- 薄毛、抜毛
体質改善対策
ポイント
不足がちな栄養をよくとり、体の中から潤いを取り戻しましょう。乱れた生活を見直してみましょう。
生活習慣・運動に対するアドバイス
体がほてりやすいこのタイプは、体の潤いが減っているのでオーバーヒートしがちです。まずは睡眠や休息をとって、生活の見直しを!また、体の中から潤いを持たせるには腎臓が鍵を握ります。水分をたくさん取るだけでは胃腸に負担をかけるだけ。胃腸を整えて栄養を取ることがとても大切です。
こんな漢方薬がおすすめ
おすすめの生薬
地黄(じおう)・・体に潤いを持たせる生薬。
地黄が入っている代表的な漢方薬
杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)
「飲む目薬」と言われる漢方薬。『肝』を補いながら『腎』の機能を整えて体の水分バランスを整えます。PCやタブレット、スマートフォンをよく使う方に。
八仙丸(はっせんがん)
『腎』を整える以外に『肺』を潤す漢方薬。特に皮膚や呼吸器系で乾燥の症状が出ている方に。
瀉火補腎丸(しゃかほじんがん)
ほてりの強い方に。『腎』を整えながら、体の熱感を抑えてくれます。
健康な人の体はこんな感じ
東洋医学の考え方では、健康な人の体は次のような状態です。自分のタイプと見比べて、体質改善の目安にしましょう。
- 生理痛 → 基本的にない
- 東洋医学では、基本的に生理痛は無いのが基本。下腹部のあたりが重い、だるいという程度はあっても、痛みはない。
- 経血の量・色
- 多い日の昼間 → ロングナプキンで、2時間以上もつ。夜 → 夜用ナプキンで一晩漏れずに眠れる。色 → 鮮やかな赤い色。
- 生理周期・日数
- 周期 → 28日/日数 → 5〜7日
- 体調 → 常に快調!
- 風邪をひいたり、病気になったりした以外は頭痛や肩こりなどの体調不良はない。「なんとなく体がだるい」などの症状もなく、仕事に対しても意欲的に取り組むことができる。
- 顔色 → 透明感のある肌色
- 基本的に顔のハリや艶がよく、化粧のノリで悩む事がない。