陽虚タイプの特徴
陽虚タイプは、身体を温める力が弱い体質です。いくら内外から体を温めてもなかなか温まらない状態で、身体の色々なところで機能低下がみられることが多いです。
陽虚タイプで起こりやすい症状
- 寒がり
- むくみやすい
- 夏でも寒がる
- 寒い日やクーラーに当たると体調不良になる
- トイレが近い
- オリモノが多く透明
- 冷たい飲み物や食べ物が苦手
月経・かかりやすい疾患
月経の状態
- 経血の量が少ない、色が薄い
- 基礎体温の高温期が短い、又は高温にならない
- 月経周期が長い、または無月経
- おりものの量が多い(透明で粘性が低い)
起こりやすい疾患・症状
- 不妊症
- 黄体機能不全
- 無月経
- 貧血
- 頻尿
- 薄毛、抜毛
体質改善対策
ポイント
冷たい食べ物は避けて温かいものを食べる。※ 女性は生理中、特に気をつけること。
生活習慣・運動に対するアドバイス
体が冷えやすいこのタイプは、とにかく体を温める事が必要です。特に寒い日は、体を温めるツボが集中している尾てい骨や下腹部のあたりに使い捨てカイロを張って出かけるなどの対策を取りましょう。入浴も重要なポイント。ぬるめのお湯にゆっくり浸かって、体の芯まで温めて。生理中はできるだけスカートは避け、冷えやすい下半身をしっかりガードして!
こんな漢方薬がおすすめ
おすすめの生薬
鹿茸(ろくじょう)・・冷えきった体を温める働きがある。
鹿茸が入っている代表的な漢方薬
参茸補血丸(さんじょうほけつがん)
効能・効果:虚弱体質、肉体疲労、病後の体力低下、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え症
日常での注意点
- 睡眠不足は厳禁
- 身体を冷やさないように
- お刺身などの生ものは控えめに
- 冷たいものはあまり食べないように
- 消化の悪いものはよくかんで食べる
健康な人の体はこんな感じ
東洋医学の考え方では、健康な人の体は次のような状態です。自分のタイプと見比べて、体質改善の目安にしましょう。
- 生理痛 → 基本的にない
- 東洋医学では、基本的に生理痛は無いのが基本。下腹部のあたりが重い、だるいという程度はあっても、痛みはない。
- 経血の量・色
- 多い日の昼間 → ロングナプキンで、2時間以上もつ。夜 → 夜用ナプキンで一晩漏れずに眠れる。色 → 鮮やかな赤い色。
- 生理周期・日数
- 周期 → 28日/日数 → 5〜7日
- 体調 → 常に快調!
- 風邪をひいたり、病気になったりした以外は頭痛や肩こりなどの体調不良はない。「なんとなく体がだるい」などの症状もなく、仕事に対しても意欲的に取り組むことができる。
- 顔色 → 透明感のある肌色
- 基本的に顔のハリや艶がよく、化粧のノリで悩む事がない。