ケース4 不眠症

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ケース4 不眠症

漢方で改善

ストレス疾患

ケース3不眠症

特に悩みがあるわけでもないのに幾晩も眠れないことがあり、昼はボーッとして仕事の能率が上がりません。

原因

眠れないのは精神的な問題があることが多いのですが、身体的な面ではどこかが痛いとか、苦しい、熱があるような場合にもやはり眠りは阻害されます。また動脈硬化など血液循環が悪くても熟睡できません。こうした不眠は元になる疾患の治療が先決です。精神的な障害がある場合も不眠になります。不安神経症や分裂症などもそうですが、一番多いのがうつ病の前ぶれとしての不眠です。 中国医学では眠りの障害を次のようにとらえています。 不眠は大脳(心)の働きの失調ですが、全身の状況が関与します。天体の運行によって目覚めのホルモンと鎮静のホルモンが交互に脳内で製造され、作用しますが、ストレスで脳が疲れると鎮静のホルモンの製造活動が低下します。脳の活動には大量の血液を必要としますが、栄養補給の源である肝臓が疲れるとフレッシュな血液を大量に供給する事ができなくなり、これが不眠の根本原因となる事が多いのです。このほか、頻尿による睡眠障害もあります。

症状

不眠症といってもただ眠れないだけでなく、いくつかのパターンがあります。まず、寝つきの悪い入眠困難、途中で目が覚める中間覚醒、朝早く目が覚める早朝覚醒、全体に眠りの浅い熟眠困難などです。

治療

イライラして起こりやすい、落ち着きがない、常に焦燥感がある。いやな夢を見るという現象はみな脳の栄養状態がよくなり証拠です。意識するしないにかかわらずストレスや心身の過労が続いたり、あるいは慢性病があったり、体質的に肝臓が弱いことを示しています。こういうタイプの不眠には、「逍遙散」や「抑肝散」、「柴胡加竜骨牡蛎湯」などを用います。
さらに、脳に直接栄養になるような薬物、酸棗仁湯や柏子仁などを組み合わせる事もあります。疲れがひどすぎて眠れない、熱っぽく、口が乾燥したり、のぼせやすいなどの症状がある場合は腎を強めながら疲れをとり、鎮静ホルモンの製造能力を上げる天王補心丹を用います。
もう一つは、血行不良ともなう不眠です。肩こりや舌の色が紫色だったり、静脈瘤が目立つなどモロモロの瘀血の症状が伴います。この場合は瘀血を除いて精神安定にも役立つ冠元顆粒を用います。
また疲れはなく、興奮している時には黄連解毒湯などで鎮静をはかります。これらは睡眠薬ではありませんから、昼間ねむくなったり、朝ボーッとすることもありません。これまで入眠剤や安定剤などを使っていれば、しばらくの間は漢方薬と併用して、徐々にやめていくようにします。

 

参考ページ

不眠症と漢方薬

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書籍
女性のヘルス・トラブル100 症例と東洋医学による日常ケアブック
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  • 第1章 女性を悩ますトラブル
  • 第2章 アレルギー体質
  • 第3章 皮膚のトラブル
  • 第4章 日常のトラブル
  • 第5章 ストレス疾患
  • 第6章 おなかの具合が悪い
  • 第7章 内臓疾患

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