子宮内膜症(endometriosis)
◆ 子宮内膜症
本来は子宮の内側にしか存在しない子宮内膜が、子宮以外の場所で増殖、剥離を繰り返す病気です。
詳しくは→ 子宮内膜症
子宮筋腫(uterine fibroids)
◆ 子宮筋腫
子宮筋腫は子宮の内外にできる良性の筋腫です。命に別状はありませんが、月経痛がひどいことが多いです。
詳しくは→ 子宮筋腫
多嚢胞性卵巣症候群(polycystic ovary syndrome)
◆ 多嚢胞性卵巣症候群
1周期に複数の卵胞が成長してしまい、卵胞の成長の遅れが起こり、排卵しにくくなります。
詳しくは→ 多嚢胞性卵巣症候群
女性特有の疾患と漢方
◆ 女性特有の疾患には、当帰
女性ホルモンバランスを整える代表的な生薬に『当帰(とうき)』というものがあります。当帰は、婦人病の要薬といわれ、昔から女性特有の疾患や美容目的に用いられてきました。この生薬は、セリ科の植物で、血液を補う作用があります。
女性特有の疾患の改善に非常に重要な役割をしています。
記事監修
猪越 英明(Hideaki Ikoshi)
- ・元 東京薬科大学薬学部
中国医学研究室 准教授 - ・医学博士
- ・薬剤師
猪越 洋平(Yohei Ikoshi)
- ・鍼灸師
- ・按摩マッサージ指圧師
- ・国際中医専門員
- ・中医手技療法士
- ・医薬品登録販売者
- ・元NHK学園 漢方・経絡講座講師
女性のための漢方薬
◆ 当帰がメインの漢方
- 婦宝当帰膠B(ふほうとうきこう)
効能・効果
冷え症、貧血、生理不順、生理痛、腰痛、腹痛、肩こり、頭痛、めまい、のぼせ、耳鳴り- ※ 婦宝当帰膠は、気血の流れも整えます
- 当帰芍薬散
(とうきしゃくやくさん) - 効能・効果
比較的体力に乏しく,冷え症又は貧血性傾向があるもの:月経不順,月経異常,月経痛,更年期神経症,産前産後あるいは流産による障害時(貧血,疲労倦怠,めまい,耳鳴り,ヒステリー,浮腫,回復促進など),月経時浮腫,つわり,帯下,各種婦人科系疾患の補助療法,脚気,腺病体質,冷え症,腰痛,坐骨神経痛