春レシピ ~春は肝をのびのび、さっぱりお料理~
紅花・クコの実のさっぱり豆乳ムース
春は肝の季節です。
木がのびのびとするように肝の働きも活発になりますが、これが上手くいかない時、情緒が乱れたり、イライラしやすくなったりと気持ちの面で不安定になってしまうと言われます。
この肝を補う生薬が「枸杞子(くこし)」です。肝と腎を補い疲れ目などにも効果があります。又、紅花は血液の滞りを取り除く働き(活血化瘀)があり、肩こり、生理痛などによく使われます。気の滞りによる血瘀にも有効です。
さらにムースに入っているグレープフルーツは、柑橘系なら何でも代用できますが、気の巡りを良くする働き(疏肝理気)があり、気分をスッキリさせてくれます。
この3つで肝をのびのびさせましょう!
材料(7個)
●グレープフルーツ ...1/2コ
(行気和胃)
●ヨーグルト ...180g
(補肺潤腸)
●豆乳 ...100cc
砂糖 ...30g
●ハチミツ...30g
生クリーム...100g
粉ゼラチン...7g
●紅花 ...5g(活血化瘀)
●クコの実...15g(滋補肝腎・明目)
水 ...60g
砂糖 ...30g
粉ゼラチン...3g
※●は温性・●は平性・●は涼性
ワンポイント
気分にあわせてグレープフルーツを旬のフルーツにかえても楽しめますよ。
1. ゼラチンを水でもどす。
2. 生クリームを5~6分にホイップする。
3. 豆乳を火にかけ、砂糖を加えて溶かす。
4. 砂糖が溶けたらゼラチン7gを入れ、溶かす。
5. 粗熱がとれたらハチミツ、ヨーグルトを加え、生クリームを加える。
6. 1cm角にカットしたグレープフルーツをざっくり混ぜ入れ、器に入れ1時間ほど冷蔵庫で冷ます。
7. 水に砂糖、紅花、クコの実を入れ、弱火でクコの実がやわらかくなるまで煮つめ、ゼラチンを加える。
8. 粗熱がとれたら固まった豆乳ムースの上に流し入れ、再び冷蔵庫で冷やせばできあがり。
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